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日航の営業益、4~12月想定上回る 全日空は通期で787影響も

日航の営業益、4~12月想定上回る 全日空は通期で787影響も
2013/1/26 2:00
 日本航空の2012年4~12月期は本業のもうけを示す連結営業利益が前年同期比微減の1550億円程度だったようだ。投資の再開で費用が増えたが国際ビジネス旅客が伸びて想定を上回った。13年3月期通期も予想を上回りそうだ。全日本空輸は通期で営業最高益を更新する見通し。ただ、トラブルが相次いだボーイング787型機の保有機数が多く、計画には達しない可能性がある。

 12年4~12月期は2社ともに国際線の旅客数が1割強増えた。日航は昨年4月の成田・米ボストン線に続き、12月に開設した米サンディエゴ線も座席利用率が80%を超えている。採算の良いビジネス出張客が多い。

 日中路線は沖縄県・尖閣諸島を巡る対立を受け9月以降、団体客の予約取り消しが相次いだが、12月の旅客数は前年比1割減まで持ち直した。4~12月期の連結売上高は日航が5%増の約9500億円、全日空も微増の1兆1000億円程度だったようだ。全日空の営業利益は1割増の1000億円程度とみられる。

 日航が増収ながら営業減益になったとみられるのは成長に向けた投資の再開や、再建中に人件費を抑えていた反動で費用が膨らむためだ。国際線の座席や機内食を順次一新し競争力を高める。

 両社とも787型機の運航停止で1~3月期は一定数の欠航便が出る。特に全日空は787型機の保有が17機と世界の航空会社の中で最も多い。13年3月期通期は営業最高益となる見通しだが、1~3月期の伸び悩みで通期の利益水準は従来計画(13%増の1100億円)をやや下回る可能性がある。

 日航は787型機の保有が7機と全日空より少ない。採算管理の強化で欠航の影響を吸収する。

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