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全日空会長「B787、点検を徹底」 安全運航を強調

全日空会長「B787、点検を徹底」 安全運航を強調

 全日本空輸の大橋洋治会長は10日、東京(成田空港)~米サンノゼ線の就航に合わせて、シリコンバレー最大の都市、サンノゼを訪れ、最新鋭のボーイング787型機で相次ぐ機体トラブルについて、「点検を徹底し、丁寧に説明していく」と強調。安全運航に全力を期す考えを示した。



インタビューに答える全日空の大橋会長(10日、米サンノゼ市)
 全日空は11日就航の東京(成田空港)~米サンノゼ線に787型機を投入した。同社が国際線で787型機を使うのは4路線目だ。大橋会長は記念イベントに出席するためにサンノゼを訪れ、日本経済新聞の取材に答えた。

 大橋会長は、「残念ながら初期故障は新鋭機の宿命という面もある」と指摘。「これまでの新鋭機に比べて、787が特別にトラブルが多いという印象はなかった」と説明した。ただ、米ボストンで起きた日航の787型機の火災を受けて「『安全に万全は無い』ということを改めてかみしめて、しっかりと点検し、お客様に説明していく」とした。

 787の機体や部品の多くを日本メーカーが受注。米国内で「ボーイング社が大量に外注したことが問題ではないか」という見方が出ていることについて、「外注比率の高さが原因だとは思わない。日本メーカーの品質を信頼している」と強調。すでに表明している787の導入計画は変えない考えを示した。

 11日就航の成田~サンノゼ線については、「シリコンバレーはIT(情報技術)企業が集積し、アジア系の住民も多い。日本とシリコンバレーを結ぶだけでなく、サンノゼ発、日本経由でアジアに向かう需要は大きい」と路線新設の意義を強調。インドや中国、ベトナムなどと、シリコンバレーの間の旅客需要を取り込む考えを示した。

 また、大橋会長は中南米への事業展開について、「ブラジルなどに注目しているが、パートナー(となる地元の航空会社)とどう協力関係を築くかが重要だ」として具体的な提携や路線展開については明言を避けた。

 ただ、中南米に路線を延ばすには、「米国経由ならマイアミが経由地の候補となるが、トルコのイスタンブール経由での展開も考えられる」と述べた。

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