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全日空社長に篠辺氏 伊東氏は持ち株会社社長に

全日空社長に篠辺氏 伊東氏は持ち株会社社長に

 全日本空輸は24日、4月1日付で持ち株会社に移行することに伴うトップ人事を固めた。伊東信一郎社長(62)が持ち株会社、ANAホールディングス社長に就き、持ち株会社傘下で中核事業会社となる全日空の社長には篠辺修副社長(60)が昇格する。経営の監督と執行の分離に合わせて新体制を築き、意思決定のスピードを速める。

 大橋洋治会長(73)の処遇を含めた新体制の詳細は月内にも決める。

 伊東氏は3月末で社長在任が丸4年。2012年3月期には過去最高となる970億円の連結営業利益を計上した。収益源の多角化を図るため昨年3月以降、2つのLCC(格安航空会社)が就航。さらに意思決定の迅速化を目指して持ち株会社への移行を決断した。

 少子化の進展などで国内旅客需要の頭打ちが見込まれるなか、全日空は国際線の充実などが課題となっている。篠辺氏は整備部門の出身で経営企画や営業部門などの経験もある。事業全般に精通している同氏を中核事業会社である全日空のトップに据えて成長を図る。

 全日空は世界に先駆けて最新鋭機のボーイング787型機を導入。しかし同機はリチウムイオン電池の発煙トラブルが相次ぎ、運航停止を余儀なくされている。篠辺氏はまず当面の対策作りに取り組むことになる。

 伊東 信一郎氏(いとう・しんいちろう)74年(昭49年)九大経卒、全日本空輸入社。03年取締役、07年副社長、09年社長。宮崎県出身。

 篠辺 修氏(しのべ・おさむ)76年(昭51年)早大理工卒、全日本空輸入社。07年取締役、12年副社長。東京都出身。

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