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NTT、確定拠出年金を導入 グループ9万人 国内最大級

NTT、確定拠出年金を導入 グループ9万人
国内最大級

 NTTグループが運用成績によって受取額が変わる確定拠出年金の導入を労働組合に提案したことが22日、分かった。年金運用に伴う中長期の財務リスクを軽減するとともに、運用方法を従業員本人が選べるようにする。対象者は9万人で国内最大規模となる。株高で従業員による運用環境が改善していることを背景に、確定拠出年金を採用する動きが企業の間に広がる可能性がある。

 現行の年金は将来の給付利率を約束した確定給付年金で、NTT企業年金基金(加入者25万人)と規約型企業年金(9万人)の2つがある。このうち規約型を2014年度から確定拠出年金に移行したい考え。

 確定拠出年金では従業員本人が運用方法を選ぶ。様々な商品メニューを企業が用意するのが一般的。NTTは従業員向け投資セミナーなどで判断材料を提供する。

 制度見直しの背景には将来の年金支給に備えて積み立てるべき額(退職給付債務)に対し、実際の積み立てが不足していることがある。金融危機後の株価低迷などで運用成績が悪かったためだ。企業は本業の利益で不足分を穴埋めするなどの対応を求められる。

 NTTの場合、規約型では2774億円(3月末)の積み立て不足を抱える。確定拠出年金を導入すると、株式市況が悪化しても不足が膨らむリスクを抑えられる。

 14年3月期からは連結決算で、年金の積み立て不足の貸借対照表への計上が義務付けられる。運用低迷が財務悪化に直結しやすくなるため、確定拠出年金導入の機運が高まっており、全日本空輸やパナソニックも14年3月期からの導入を決めている。3月末までの導入社数は1万7328社あるが、株高も背景にさらに導入例が増えそうだ。

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